「半七捕物帳」の感想
半七捕物帳
はんしちとりものちょう

52 妖狐伝

52 ようこでん

岡本綺堂

分量:約54
書き出し:一大森の鶏の話が終っても、半七老人の話はやまない。今夜は特に調子が付いたとみえて、つづいて又話し出した。「唯今お話をした大森の鶏、鈴ヶ森の人殺し……。それと同じ舞台で、また違った事件があるんですよ。まあ、ついでにお聴きください。御承知の通り、江戸時代の鈴ヶ森は仕置場で、磔刑《はりつけ》や獄門の名所です。それですから江戸の悪党なんかは『おれの死ぬときは畳の上じゃあ死なねえ。三尺高い木の空《そら》で、...
更新日: 2017/01/20
57a66ca92fc4さんの感想

女だろうと何だろうと悪党は悪党。スパッと断罪、後腐れなし! しかし百姓が気の毒すぎるw そのままウヤムヤでめでたしめでたし。まあ実際こんなもんだよね、現実って。

更新日: 2015/06/27
80a6b5c171cbさんの感想

本題より、半七老人の枕語りが面白い。