薄田泣菫
不老不死 おまけに 空飛ぶ術を 修行中の 仙人が にわかに こころざしを 投げ捨てて しまったのは 春の 気配に 圧されて 仕舞った せいかもしれない。仙人ならずとも ありがちな ことに ちがいない。と 感じた。
春を待ちわびるのは生命の本質なのかも知れない
空を飛ぶ仙人になると決意して修行してきた人でも、やっぱり春の野山の素晴らしさとは離れがたい。病床にあると余計に春の良さがわかるのかも知れません。