「道」の感想
みち
初出:「新小説 第十五巻第四号」1910(明治43)年4月1日

石川啄木

分量:約60
書き出し:○○郡教育会東部会の第四回実地授業批評会は、十月八日の土曜日にT——村の第二尋常小学校で開かれる事になつた。選択科目は尋常科修身の一学年から四学年までの合級授業で、謄写版に刷つた其の教案は一週間前に近村の各学校へ教師の数だけ配布された。隣村のS——村からも、本校分校合せて五人の教師が揃つて出懸ける事になつた。其の中《うち》には赴任して一月と経たぬ女教師の矢沢松子もゐた。『貴方もお出でになつては何《...
更新日: 2025/09/29
艚埜臚羇1941さんの感想

  隣村で 行われる 実地 授業 批評会に 数人の 教員達が 連れだって 山道を 徒歩で お喋りを しながら 参加する。会話からなる 文章で 当時の 教育 事情を 垣間見れる けどあまり おもしろくはなかった。