芥川竜之介
文豪も庶民的な作品を愛読していたのだと知る。樗牛などさもありなん。
「西遊記」 「水滸伝」芥川は 百八人の豪傑の名を 暗誦していた。 「自然と人生」徳富蘆花 「平家雑感」樗牛 「日本山水論」小島鳥水 「猫」«夏目さん» 「風流線」鏡花 「あられ酒」緑雨 「ジャンクリストフ」 「アンナカレニナ」 一人だけ 漱石を さんづけにしているのは さもありなんと 思わす。
夏目さんの「猫」という表現が良い。 ワガハイハ・・・・・・デアル。 というタイトルになる前のヤル気のない作品を芥川は読んでいたようだ。