田山花袋
昨日BSでナチス政権下の記録映像をやっていた。ノルマンディーへ陸路侵攻していくナチス軍とゲリラとの攻防。侵攻していく村を焼き払い、民間人の区別なく絞首刑、木やベランダに縄で死体がぶら下がっている。淡々とナレーションは続くが光景は衝撃的である。ユダヤ人大量虐殺は有名だが、侵攻していく先で虐殺していたとは、ゲルマン人も恐ろしい。日本人も南京で大虐殺をしたのなら、人間というものの残虐性、パニック性を考えなければなるまい。誰か、たった一人の命令によるのだ。苛めの構造も同じだ。孤立は死だ。