「二十歳のエチュード」の感想
二十歳のエチュード
はたちのエチュード
原口統三
分量:約154分
書き出し:
衆人皆有以。而我独頑似鄙。我独異於人。而貴食母。——老子第二十絶学無憂章——訣別の辞に代えてところが今日、僕はふと「寒い」と思ったのだ。僕はきっと夢を見て来たのに違いない。—Etudes ※—一明君「自己の思想を表現してみることは、所詮《しょせん》弁解にすぎない」右の最後の反省と共に、僕はこの小さな三つのノートを、君の手に渡そうと思う。長い間筆を捨てて来た僕が臨終の直前まで来て、まだ一度も試みたこ...
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更新日: 2019/11/06
19双之川喜41さんの感想
作文は 神経症の治療に 些かの効が無しとしないという。 読み手は 辛い作業を 強いられる。 まるで 砂山から 砂金を掘り出すようにして 根気で 突破すると感じた。
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