「身毒丸」の感想
身毒丸
しんとくまる
初出:「みづほ 第八号」1917(大正6)年6月

折口信夫

分量:約26
書き出し:身毒丸《シントクマル》の父親は、住吉から出た田楽師であつた。けれども、今は居ない。身毒はをり/\その父親に訣れた時の容子を思ひ浮べて見る。身毒はその時九つであつた。住吉の御田植神事《オンダシンジ》の外は旅まはりで一年中の生計を立てゝ行く田楽法師の子どもは、よた/\と一人あるきの出来出す頃から、もう二里三里の遠出をさせられて、九つの年には、父親らの一行と大和を越えて、伊賀伊勢かけて、田植能の興行に伴...
更新日: 2018/01/14
gnosaさんの感想

もうちょっと読んでいたかった。