「真間・蘆屋の昔がたり」の感想
真間・蘆屋の昔がたり
まま・あしやのむかしがたり
初出:「国学院雑誌 第五十三巻第一号」1952(昭和27)年4月

折口信夫

分量:約35
書き出し:この国学院大学の前身の国学院、及び国学院大学で、私ども万葉集を習ひました。その時分ちようど、木村正辞先生といふ、近世での万葉学者がをられまして、私ども教へて頂きました。その外に、畠山健先生が、万葉集を教へてをられました。木村先生といふのは、旧時代から名高い万葉学者で、謂はゞ正しい伝統を持つた方です。畠山先生は万葉やら、源氏やら、徒然草やら、宇治拾遺やら、いろ/\なものを教へて下さいました。だから当...
更新日: 2021/04/05
19双之川喜41さんの感想

 著者は  筋の立たない殺風景な話と 謙遜なさるけど 戦争が終わったので 源氏物語の さらなる研究もと 言及する。 学問が 時世の影響を 受けやすいことを 再認識することになると感じた。