「女の膝」の感想
女の膝
おんなのひざ
小山内薫
分量:約6分
書き出し:
私の実見《じっけん》は、唯《ただ》のこれが一度だが、実際にいやだった、それは曾《かつ》て、麹町三番町《こうじまちさんばんちょう》に住んでいた時なので、其家《そこ》の間取《まどり》というのは、頗《すこぶ》る稀《ま》れな、一寸《ちょいと》字に書いてみようなら、恰《あだか》も呂《ろ》の字の形とでも言おうか、その中央《なか》の棒が廊下ともつかず座敷ともつかぬ、細長い部屋になっていて、妙に悪《わ》るく陰気で...
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更新日: 2016/03/26
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