「涼亭」の感想
涼亭
りゃんちん

――序に代へて――

――じょにかえて――

田中貢太郎

分量:約19
書き出し:蒲留仙五十前後の痩《や》せてむさくるしい容《なり》をしている詩人、胡麻塩《ごましお》の長いまばらな顎髯《あごひげ》を生やしている。李希梅留仙の門下、二十五、六の貴公子然たる読書生。葉生浮浪人、二十六、七の背のひょろ長い髪の赤茶けた碧《あお》い眼の青年。村の男旅人甲、乙。山東省|※《し》川の某山村の街路にある涼亭《りゃんちん》。それは街路の真中に屋根をこしらえ、左右の柱に添えて石台を置いて腰掛けとし...
更新日: 2021/03/06
19双之川喜41さんの感想

 道端にある 無料お休み処のような 施設で  行き交う旅人から 珍しい話を聞き それを 書き取って いる。 振り向けば のっぺらぼうとか 妖しの 物語が続き 面白いものもあると感じた。