「考城隍」の感想
考城隍
こうじょうこう

田中貢太郎

分量:約4
書き出し:予《わたし》(聊斎志異の著者、蒲松齢)の姉の夫の祖父に宋公、諱を※《とう》といった者があった。それは村の給費生であったが、ある日病気で寝ていると、役人が牒《つうちじょう》を持ち、額《ひたい》に白毛のある馬を牽《ひ》いて来て、「どうか試験にいってくださるように。」といった。宋公は、「まだ試験の時期じゃない。何の試験をするのだ。」といって承知しなかった。役人はそれには返事をせずに、ただどうかいってくれ...
更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想

あの世の役人になって手伝うのは日本だと小野篁みたいですね。 篁は生きながら役人になり、孝心というよりはいたずら好きな感じがしますが、賢い人だという逸話が多いですね。