「枯尾花」の感想
枯尾花
かれおばな
初出:「新小説 明治四十四年十二月号」春陽堂、1911(明治44)年12月

関根黙庵

分量:約21
書き出し:◎北千住《きたせんじゅう》に今も有る何《な》んとか云う小間物屋の以前《もと》の営業《しょうばい》は寄席であったが、亭主が或る娼妓《しょうぎ》に精神《うつつ》をぬかし、子まである本妻を虐待《ぎゃくたい》して死に至らしめた、その怨念が残ったのか、それからと云うものはこの家に奇《あや》しい事が度々《たびたび》あって驚《おど》ろかされた芸人も却々《なかなか》多いとの事であるが、或《ある》時|素人連《しろう...
更新日: 2021/04/05
19双之川喜41さんの感想

 話しが 具体的なのが 幽霊話にしては 珍しい。 京都警察本部の 某刑事とか 維新前に 伝馬町の牢獄でおきた 草鞋事件など 集めてある。