「暗黒星」の感想
暗黒星
あんこくせい
初出:「萬朝報」1904(明治37)年5月6日~5月25日

黒岩涙香

分量:約51
書き出し:一驚くべき信号一「暗黒星!暗黒星!」遥か天の一方に、怪しき暗黒星が現われたとの信号が、火星世界の天文台から発せられた。この信号がヒマラヤ山の絶頂にある我中央天文台に達し、中央天文台から全世界に電光信号を以《もっ》て伝えた。この時の世界は、もはや学術上の発明なども数千年前に極度まで達して、この上に進歩する道が無く、極めて無事太平に、極めて静かに、何事も定滞の状とは為っていた、つまり科学的知識が応用の...
更新日: 2016/11/20
無花果さんの感想

昔、乱歩の暗黒星を読んだ時に『作者の言葉』で、この作品のことが書かれていたのを思い出し、気になったので読んでみました。

更新日: 2015/12/20
0e891017c650さんの感想

SFの黎明期の作品だろうか。ノアの箱船、星間戦争、ハルマゲドン等、読中に様々な単語が思い浮かんだ。テーマが盛りだくさんで、寧ろ積載オーバー感もある。 新訳が出ているならばリトライしてみたい。

更新日: 2015/12/16
b6226aa70d42さんの感想

翻訳文学の初期っていう感じだ。内容からして何倍にもふくらませられると思った