「おばけの正体」の感想
おばけの正体
おばけのしょうたい

井上円了

分量:約195
書き出し:緒言明治三十一年のむかし、『妖怪百談』を著し、つぎにその「続編」を作りしが、望外にも世間より歓迎せられ、再三再四、版を重ぬるに至りたるも、数年前に残本全く尽き、久しく購読を謝絶しきたれり。その後さらに再版せんと思いしも、本書の内容が古人の書を引き、古代の話を伝えたるもの多ければ、そのまま再版するもおもしろからずと考え、絶版のまま今日に至れり。しかるに、この最近二十年間、全国周遊中、各所において妖怪...
更新日: 2025/05/05
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  妖怪の 起源の 七割は 印度 二割は 中国 残り 一割 が 日本の 固有の 妖怪の ように 見えると する。広く 愚民 迷信の 無知蒙昧から 救い出された 人は 一定数 いたのでは ないかと 愚考する。また 柳田国男 民俗学との 境い目に ついても かなり 気になった。