「岩波文庫論」の感想
岩波文庫論
いわなみぶんころん
初出:「東京帝国大学新聞」1938(昭和13)年9月19日

岩波茂雄

分量:約7
書き出し:編集部より岩波文庫について語れとの話ですから、思いつくままを申し上げます。現在は文庫時代ともいってよいほど各種の廉価版が行なわれ、どこにおいても欲しいものが自由に求められることになっているが、今より十数年前は予約出版の円本が流行して一世を風靡したのである。この流行によって学芸が一般に普及した功績は認めねばならぬが、また一方、好ましくない影響も少なくなかった。特に編集、翻訳、普及の方法などにははなは...
更新日: 2019/11/05
19双之川喜41さんの感想

 岩波文庫は  1927年から 始まった 。 感激した読者からは 数千の投書があったそうで  中には 私の教養のすべてを岩波文庫に託する と言う 内容のものも あったそうである。 今風に言えば  教養のすべてを  漫画に 迷いなく 託するということになるのかもしれない。