「我家の園芸」の感想
我家の園芸
わがやのえんげい
初出:「サンデー毎日」1935(昭和10)年6月10日号

岡本綺堂

分量:約10
書き出し:目黒へ移ってから三年目の夏が来るので、彼岸過ぎから花壇の種蒔《たねま》きをはじめた。旧市外であるだけに、草花類の生育は悪くない。種をまいて相当の肥料をあたえておけば、先《ま》ず普通の花はさくので、我々のような素人《しろうと》でも苦労はないわけである。そこで、毎年慾張って二十種|乃至《ないし》三十種の種をまいて、庭一面を藪のようにしているのであるが、それでは藪蚊の棲家《すみか》を作る虞《おそ》れがあ...
更新日: 2024/04/28
19双之川喜41さんの感想

 糸瓜(へちま)は とかく軽蔑されているけど 野趣があり 俳味がある とする。百日草。薄(すすき)。自然は 人の労力を 費やすこと 少なく 物質を 費やすこと少なく 最も美しく 作っている。好事家は それに てをかけて 悦に 入ってる。予言的な 感じ方と 思った。

更新日: 2023/11/26
鍋焼きうどんさんの感想

草花の風雅を好む。薄は河川敷だけのものというイメージがある。