岡本綺堂
売れない俳諧師は 食うに困って卒塔婆で 暖をとったりして 毎日をやり過ごしてはいる。 そこに 昔の俳句仲間が 訪れて 身すぎ丗すぎの秘策を 吹き込む。 筋立ては巧みで 詩情溢れる。 完成度は高いと 感じた。