「一日一筆」の感想
一日一筆
いちにちいっぴつ
初出:「木太刀」1911(明治44)年12月、1912(明治45)年1月号

岡本綺堂

分量:約10
書き出し:一五分間用があって兜町《かぶとちょう》の紅葉屋《もみじや》へ行く。株式仲買店である。午前十時頃、店は掻《か》き廻されるような騒ぎで、そこらに群がる男女《なんにょ》の店員は一分間も静坐《じっと》してはいられない。電話は間断《しきり》なしにチリンチリンいうと、女は眼を嶮《けわ》しくして耳を傾ける。電報が投げ込まれると、男は飛びかかって封を切る。洋服姿の男がふらりと入って来て「郵船《ふね》は……」と訊《...
更新日: 2023/12/05
鍋焼きうどんさんの感想

「YouTube」でスタア扱いされている室内犬と外の犬小屋で寒風を避けている犬。飼犬という括りでも歴然たる格差を見せつけるワンちゃんの世界。差別は人間だけではないね。

更新日: 2022/02/16
19双之川喜41さんの感想

 ヘボン先生の 和英辞書を 買ってもらいたいばかりに  あることないこと 述べたてて  父親を丸め込み 辞書を手にしたという。 親も 語学を良くしたからこそ  買ってもらえたと感じた。