「木曽御嶽の両面」の感想
木曽御嶽の両面
きそおんたけのりょうめん
初出:「太陽」博文館、1908(明治41)年8月

吉江喬松

分量:約42
書き出し:八月の初旬、信濃の高原は雲の変幻の最も烈《はげ》しい時である。桔梗が原を囲《かこ》む山々の影も時あって暗く、時あって明るく、その緑の色も次第に黒みを帯びて来た。入日の雲が真紅に紫にあるいは黄色に燃えて燦爛《さんらん》の美を尽すのも今だ。この原の奇観の一つに算《かぞ》えられている大旋風の起るのもこの頃である。曇り日の空に雲は重く、見渡すかぎり緑の色は常よりも濃く、風はやや湿っているが路草に置く露が重...
更新日: 2019/11/07
19双之川喜41さんの感想

 飛騨の高山 乞食の出場所 というそうで おらが国 信州を それほど 自慢することはないと思うけど  そうはいかない様である。 ユーモアのある旅行記であると感じた。