「雨の上高地」の感想
雨の上高地
あめのかみこうち
初出:「登山とスキー」1935(昭和10)年10月

寺田寅彦

分量:約13
書き出し:山好きの友人から上高地《かみこうち》行を勧《すす》められる度に、自動車が通じるようになったら行くつもりだといって遁《に》げていた。その言質《げんち》をいよいよ受け出さなければならない時節が到来した。昭和九年九月二十九日の早朝新宿駅中央線プラットフォームへ行って汽車を待っていると、湿っぽい朝風が薄い霧を含んでうそ寒く、行先の天気が気遣われたが、塩尻《しおじり》まで来るととうとう小雨になった。松本から...
更新日: 2021/03/08
b53e79cfe52cさんの感想

作者が物理学者だからでしょうか?上高地の美しさが描ききれていないのが残念です。