読むのに10日くらいかかりました。 原爆や被爆の被害は授業や映像、平和祈念館で見たくらいしかないですが、原爆への思い、家族を探す途方もなさ、どうしようもない無力感、文字だけで悲惨さ伝わり、映像が浮かんできます。
半世紀以上 前から この詩を暗誦しているけど 虚しさが残る。 選挙でも 棄権したことはないのに 大勢はかわらない。 「にんげんをかえせ」 命ではなく 「にんげん」とあるのは 重要だ。 平和の実現は 投票行動にもかかると思った。
単なる歴史でも記憶でもなく、政治をしていたわけでも外交をしていたわけでもない庶民、お国のためとただひたすら堪えながら生きていた何の罪もない何十万もの庶民が、原爆に焼かれ、理由もわからないまま瞬間にして生を失った、その事実が胸を貫く。再現したものを視覚的に見て知ることも効果はあるが、言葉がそれ以上に状況を伝える力になることを目の当たりにした。日本人の誰もが、平和ボケだのなんだのという前に、知るべき、読むべき詩集だと思った。胸が痛い。
ふえーん(´;ω;`)可哀想ぅぅぅぅ(´;ω;`)
最近、NHKテレビで 原爆詩集とは、ちがった 観点で書かれた原稿が 紹介されていました。 事実を客観的に克明に 表そうとしています。 世界の情勢が 刻々とかわりゆくなか、 『原爆詩集』だけでは力が足りないと思い 叙事詩を遺すことを 考えていたと。 病のために 若くして亡くなられ 完成できなかった。 この原稿も 現代の人々の心に強く 訴えるものだと思います。
泣きながら読んだ。今の安倍政権はかつての大日本帝国の過ちを繰り返そうとしている。それを阻みたい。