牧野信一
法要のため 帰郷した男が 実家にある地球儀(球)が 邪魔だと母に言われる。 たまたま 地球儀について文を綴っていた男は 複雑で微妙な心持ちになる。不思議な 詩情溢れる佳作であると感じた。
私にとっては暗黒の文章でした。
2013年の大学入試センター試験に登場した作品です。
大学入試の過去問で読んだのを、改めて読みました。地球儀を軸として、三代の親子関係を描いており、短いながらも心に残るような話でした。