「彦六大いに笑ふ」の感想
彦六大いに笑ふ
ひころくおおいにわらう
初出:「新演劇」1936(昭和11)年12月号

三好十郎

分量:約73
書き出し:まへがきホンの此の間まで、その一廓はチヤンと生きてゐた。あれでも、全部では十軒位の店は在つたのであらう。ハツキリ記憶に在るだけでも、先づカバン屋、洋品店、文房具も売つている雑貨店、靴屋、昼間は薄暗い店先だが夜になると不意に「サツク及スキンいろいろ」と書いたネオンが灯る衛生器具屋、小さい炭屋、そこだけが此の一廓中で二階になつてゐる撞球場、その階下の小さい酒場が大通りの角店になつてゐる。その横に小さな...
更新日: 2021/04/28
fe93e141a4c6さんの感想

何かが解決したわけではないのに、爽快な結末。 自分の芯を持ち続けることはとても大切。でも、モノの見方を変えてみることも、生きるために必要ですね。