田山花袋
如何にも耶馬渓贔屓の描き方に不快を感じる。
頼山陽の擲筆の松なるものは 今でもあるのだろうか。 紀行文と言えるとおもうけど 筆の走りに 苦労しているようにも見え 切り離さずに 全体として眺めるよう 渓全体としてと 力説する。