和辻哲郎
和辻は ドストエフスキーの 見破ったのは 人格の上に 働く力の 深秘の 活動である とする。理外の 理とでも 顕す ことも できるようにも 見立てることが できるかもしれない。大切な 指摘と 想った。
和辻哲郎にしては底が浅い。自然主義にしてもドストエフスキーにしても確たる読みがない。若書きの感強し。
和辻哲郎の自然を深めよは、ドストエフスキーを例にして、自然との身方を彼なりに説いているが、この文章は哲学者の様に思索的で、難解であるばかりか、同一出来ない内容だ。