「燕と王子」の感想
燕と王子
つばめとおうじ
初出:「婦人の国」1926(大正15)年4月

有島武郎

分量:約25
書き出し:燕《つばめ》という鳥は所をさだめず飛びまわる鳥で、暖かい所を見つけておひっこしをいたします。今は日本が暖かいからおもてに出てごらんなさい。羽根がむらさきのような黒でお腹《なか》が白で、のどの所に赤い首巻《くびま》きをしておとう様のおめしになる燕尾服《えんびふく》の後部《うしろ》みたような、尾のある雀《すずめ》よりよほど大きな鳥が目まぐるしいほど活発に飛び回っています。このお話はその燕のお話です。燕...
更新日: 2016/11/27
ayameさんの感想

流れるようにきれいな文。お話は、何故か素直に感動できない、うーんなぜかしら。