「衰えてきた日本料理は救わねばならぬ」の感想
衰えてきた日本料理は救わねばならぬ
おとろえてきたにほんりょうりはすくわねばならぬ
初出:「星岡」1933(昭和8)年

北大路魯山人

分量:約11
書き出し:講演会なんかといいますと、学校の仕事みたいでなんだかけちくさくおもしろくありませんから、講演会なんかといわないで、膝《ひざ》つき合わせて皆様もわたしも語るという会にいたしましょう。まず、それについても、料理というものの概念がないと、とにかくあてずっぽうで、でたらめの仕事に陥りますし、しかも、楽しんで食べるということにもなりませんから、根本的概念を作りましょう。それには実習と説明を同時にやると、いち...
更新日: 2021/01/26
19双之川喜41さんの感想

 今日の隆盛をみると 嘘のようであるという。 魯山人は 愛情と悟りを持ち 調理に当たるべきと 説く。 著者の功績は 図り知れないほど大きく その割りには 広く知られてないとしたら 残念と思った。

更新日: 2016/10/17
000ae9ea1fe5さんの感想

精神論だけでここまで説得力を持たせられる…。感性の成せるわざです。