毎日新聞によると 堺市は 某日に (河口)が チベット脱出の時に 書いたと 思われる 日記が 発見されたと 報道機関に 発表した。 「薬を 買いに ダージリンに行く」 として 出発したようである。 目を通すのが 楽しみであると感じた。
かなりの頁数の本ですが、平易な文章で読み易く、また文中からその時、その時の情景を思うことができる文章です。表題からは、旅行記、紀行文と思い読み始めました。読み進むに連れて、確かに旅行記ではあるものの、外国における生存術の書であり、生活を通して著された仏教書であると感じました。 6年余りに亘る未知の国への冒険、特別の装備もなく6,000m趙の山岳地帯の踏破、等々は、誠に素晴らしいとしか言うことが出来ません。著者は仏教僧侶でありますが、確固たる信念を持った冒険家として捉え、本書を読まれるのも良いかと思います。
読めば読むほどぐんぐん引き込まれ、 続きを読まずに居られないほどの好奇心を呼び起こす文章と書き方が凄いと感じました。 更に信仰の強さが意志の強さが相まって強力になり全ての物事が良いように進む不思議が書かれています。 一つ 残念な事は、ネパールの総理大臣にお願いされたチベット内で捕らわれていた知人友人がどうなったかを綴られていないのが不満ではあります。
単なる旅行記ではありません。 意識の持ち方など現代でもとても役に立ちます。 とても素晴らしい本でした。