「鮪を食う話」の感想
鮪を食う話
まぐろをくうはなし
初出:「星岡」1930(昭和5)年

北大路魯山人

分量:約12
書き出し:東京ほどまぐろを食うところはあるまい。夏場、東京|魚河岸《うおがし》で扱うまぐろは一日約一千尾という。秋よりこれからの冬に約三百尾を売りさばくというのであるから、東京のまぐろ好きが想像されようというもの。夏場の千尾は、つまり夏漁が多いのであって、冬の三百尾は冬の漁獲がそれだけなのである。冬は夏の三分の一より漁獲がないのである。そうして、これらの産地は全部を北海道といってよい。去年の夏のことだが、北...
更新日: 2021/04/30
19双之川喜41さんの感想

 大根おろしをつけてマグロを食するという話が  紹介されているけど  私は試してみたことがないので  どんなことになるのか  良く分からない。 昭和初期の物の値段が かなり詳しく書いてあり  尺貫法ではあるけど 結構 興味深いものがあると思った。