「多摩川冒険記」の感想
多摩川冒険記
たまがわぼうけんき

大町桂月

分量:約6
書き出し:上夏の末の大雨に、多摩川氾濫し、家流れ、田流れ、林流れ、人畜死し、汽車不通となりけるが、雨霽れて、三四日經たり。幸ひ日曜なればとて、三人の友と共に、大山街道を取りて、二子の渡に至る。平生水は砂磧中の一小部分を流るゝに過ぎざるに、今や全砂磧を蓋ひ、なほその外にも溢れて、洪水の跡を留む。一見人をして快と叫ばしむ。渡舟にて渡りて後、しばし泳ぎけるが、歸りは別路を取りて、登戸の渡に來たる。渡船は、見るも遙...
更新日: 2020/03/15
f805cd4ee7c4さんの感想

本当に冒険心をくすぐられた。何事もなくよかった。