「華族のお医者」の感想
華族のお医者
かぞくのおいしゃ

三遊亭円朝

分量:約11
書き出し:エヽ当今《たゞいま》の華族様《くわぞくさま》とは違《ちが》ひまして、今を去《さ》ること三十|余年前《よねんぜん》、御一新頃《ごいつしんごろ》の華族様故《くわぞくさまゆゑ》、まだ品格《ひん》があつて、兎角《とかく》下情《かじやう》の事《こと》にはお暗《くら》うござりますから、何事《なにごと》も御近習任《ごきんじゆまか》せ。殿「コレ登々《のぼる/\》。登「ハツ/\お召《めし》でござりますか。殿「アヽ予...
更新日: 2021/06/20
19双之川喜41さんの感想

 落語として聞いたことはないので  おそらく 華族を揶揄するようなところが  よろしくなかったのではないかと思う。 医者の道具を取り揃えた殿様が  家来のものに診断を下し  薬と称して水銀を飲ませたりする。 しまいには  死人の出る始末ではあるけど  殿は 解剖じゃと 言い放つ。