「河上に呈する詩論」の感想
河上に呈する詩論
かわかみにていするしろん

中原中也

分量:約2
書き出し:子供の時に、深く感じてゐたもの、——それを現はさうとして、あまりに散文的になるのを悲しむでゐたものが、今日、歌となつて実現する。元来、言葉は説明するためのものなのを、それをそのまゝうたふに用うるといふことは、非常な困難であつて、その間の理論づけは可能でない。大抵の詩人は、物語にゆくか感覚に堕する。短歌が、ただ擦過するだけの謂はば哀感しか持たないのは、それを作す人にハーモニーがないからだ。彼は空間的...
更新日: 2017/12/28
3e2d4ca46d2cさんの感想

詩とはそんなものかな。