「屍体と民俗」の感想
屍体と民俗
したいとみんぞく
初出:「デカメロン 第一巻第五号」1931(昭和6)年

中山太郎

分量:約10
書き出し:*栃木県足利郡地方の村々では、死人があると四十九日の間を、その死人が肌に着けていた衣類を竿に掛け、水気の断えぬように水をかけるが、これを『七日晒し』と云うている。俚伝にはこの水がきれると、死人の咽喉が乾いて極楽に往けぬから、こうするのだと云うているが、元より信用することの出来ぬ浮説である。私の考えるところでは、この民俗はかつて同地方に住んでいたことのあるアイヌ族が、残して往ったウフイと云う蛮習が、...
更新日: 2020/12/26
19双之川喜41さんの感想

 カニバリズムは 民俗や迷信の 下ささえがあることを 窺わせる。 今風の埋葬習慣の変遷は 驚くほど歴史がみじかい。 廃棄された墓材は 産業廃棄物となるそうで はかないものだと感じた。

更新日: 2017/01/14
148c519080f9さんの感想

古いからねー