島崎藤村
夫人は 夫と子供を 東京に残して 海辺の病院に 療養のためにやって来るけど なかなか 入院する踏ん切りが つかない。揺れ動く 心細い気持ちを 灯火に寄せて 表す。感情移入することで 読み手は 似たような 気持ちを 思い出したりする。
サラっと読めます。この時はまだ医療が進歩していなかったのもあると思いますが、亡くなった人の話や病院での生活の話を聞くと、どうしても不安になるのは今も同じですね