「大森彦七と名和長年」の感想
大森彦七と名和長年
おおもりひこしちとなわながとし

松本幸四郎

分量:約10
書き出し:「大森彦七」は師匠団十郎が福地桜痴居士に書卸していたゞき、明治三十年十月の明治座で初演され、大好評を博した狂言で、後日新歌舞伎十八番の中にも加へた当り芸なのですが、居士が脚本を書き上げて内読をした時、団十郎は正成戦死の物語を素で行きたいと希望し、更に狂乱になつて踊りたいから文句を書加へてほしいと注文したところ、居士は即座に承諾して「太平記」の中にある俗謡「この頃都で流行るもの云々」を生ではめこみ、...
更新日: 2019/11/03
19双之川喜41さんの感想

 馬に乗る場面では 和鞍は右側から 洋鞍は左側から 乗ることになっているのには  ちょっとした 理由がある。 幸田露伴も 幸四郎のために  本を 書いているという。 助言や工夫を活かして  名演技が 出来上がっていくのがわかると感じた。

更新日: 2016/07/15
badcaaec4858さんの感想

歌舞伎の知識はなにもありませんが、歴史には、多少興味があります。こんな風に、役者さんは自分のあたり役について訪ねて歩くものなのですね。