空気と相手の心情を読まず、敵の戦術が読めるゼラール。扱いが厄介な人物。
中尉は ある意味 貴重な存在と思う。 問題の所在を はっきりさせるのではないか。 死に至る迄 持論にこだわる。 そして 対極にある考えを 浮かび上がらせるからである。
その場で観ているような臨場感。そしていつの世にもいる、こんな人。私の近くにもいるw
菊池寛のゼラール中尉はガスコアン大尉との口論で、ベルギーをドイツ軍が攻めてくると核心した。結局、ゼラール中尉の忠告は現実のものとなった。ゼラール中尉はガスコアン大尉に自分が正しかったと認めさせたかったが、かなわなかった。遂にゼラール中尉は負傷して、戦死するが、死に間際も自己の意地を通していた。ガスコアン大尉は憐れんだ。
いるよね~ こういう人