「武士道の山」の感想
武士道の山
ぶしどうのやま
初出:「英文新誌 三巻一七号」1906(明治39)年3月15日

新渡戸稲造

分量:約4
書き出し:武士道は斜面緩かなる山なり。されど、此処彼処《ここかしこ》に往々急峻なる地隙、または峻坂なきにしも非《あ》らず。この山は、これに住む人の種類に従って、ほぼ五帯に区分するを得べし。その麓に蝟族する輩は、慄悍なる精神と、不紀律なる体力とを有して、獣力に誇り、軽微なる憤怒にもこれを試みんと欲する粗野漢、匹夫の徒なり。彼らはいわゆる「野猪武者」にして、戦時には軍隊の卒伍を成し、平時には社会の乱子たり。更に...
更新日: 2021/03/22
19双之川喜41さんの感想

 新渡戸にして 差別感があるのは 時代の風潮なのだろう。 武士道の精神と キリスト教の精神は 底流で あいつうじることを 指摘しているようにも 感じた。

更新日: 2021/02/03
田村顕さんの感想

本質を見抜くというのは中々できるものではないなあと思いました