「怪談」の感想
怪談
かいだん

平山蘆江

分量:約10
書き出し:六つか七つの時分、佐倉宗吾《さくらそうご》の芝居を通しで見たことがある。例の宗吾一家が磔刑《はりつけ》になった後の幕で、堀田家《ほったけ》の奥殿に宗吾親子の幽霊が出て堀田侯を悩ますところ、あんな芝居はここ二三十年来どこの田舎へ行っても上演されたという事を聞いた事もないが、六つ七つの私は凄《すご》いと思われた。五六日以上も便所へ一人では行かれなくて弱った事を今でも覚えている。その事から思うと、今の小...
更新日: 2018/05/05
まんまるさんの感想

不気味な話だけど、端折りながら書いてあるので 怖がりの私には丁度よかったです。 私も作者と同意見で、怪談話は女郎長屋でした方が良い、に1票!