「法然行伝」の感想
法然行伝
ほうねんぎょうでん

中里介山

分量:約179
書き出し:一法然上人は美作《みまさか》の国、久米《くめ》の南条稲岡庄《なんじょういなおかのしょう》の人である。父は久米の押領使《おうりょうし》、漆《うるま》の時国《ときくに》、母は秦氏《はたし》である。子の無いことを歎いて夫婦が心を一つにして仏神に祈りをした。母の秦氏が夢に剃刀《かみそり》を呑むと見て身ごもりをした。父の時国が云うのに、お前が孕《はら》める処定めてこれは男の子であって一朝の戒師となる程の者に...
更新日: 2020/02/13
1b3950ea6ddeさんの感想

法然行伝 中山介山を読んで 現代社会に身を置き、法然と出逢う闔なる本と思う。 伏線を求めさらに深く呼吸し、その空気に触れる きっともっと知ることを求める 平安初期から中期と広く拡がる天台、真言で教えから中国仏教と日本の仏教史の中核をなす平安、鎌倉期の中世を詳らかにしてる。 慈愛を深め、未だ浅く深淵なる知らぬ 深く寄り添い至り知る 如何なるものも側面する。 一文に身を置く。 更に繰り返し。

更新日: 2016/02/02
89cd11eb771eさんの感想

もっとストーリーがほしい。 学術書として読むと理解しやすい。