雙之川喜1941　　家庭内の　ﾊﾗｽﾒﾝﾄは　立件しにくい。証人に　立つ　人は　皆　ぐるに　なって　いるので　証人を　確保しにくい。駄目押しの　悪い　知らせとしては　法の　諺として　法は　家庭に　入らずと　あるけど　これを　固く　信奉している　法曹人が　大勢で　ある。　

最後まで読むとどうやら母さんはにんじんを愛してるようなので安心した

　題名の　意味は　少年は　赤毛なので　家では　にんじんと　呼ばれては　いるけど　愛称とは　掛け離れた　手酷い　仕打ちを　家庭内で　日常的に　受けており　読み手は　しばしば　胸が　痛くなる。少年は　少なくとも　表面的には　めげたり　ぐれたりせずに　淡々と　　いつの間にか　現実逃避の　小技を　身につけざるを　得ない。狩猟で　得た鳥の　首締めを　命じられて　やむなく　足で　踏み殺す　場面には　普段　少年が　されているような　ことを　強制されるので　私は　強い　憤りを　感じた。日頃　理不尽な　ことを　強要されている　人達への　応援歌と　見立てることも　ありかなと　心底　感じた。白黒の　挿画が　50葉　収録されている。

よく思い出せたなあと感心する。こんな時もあったはずだと、素直な気持ちになってみようというような、子供の様子。