雙喜 瀕死の ホームズが 寝台に よこたわったままで 犯人を おびき出す ための 策を めぐらす。熊に でくわしたら 死んだふりを して見せるのは わりと 知られている らしいけど ここでは 危篤状態の 深刻な 状態に 自らを 偽装する。この話しには 少し 無理筋が 含まれているので あまり 評判には ならなかった のかもしれない。黒白の 挿画が 四葉あり。 05:26
いや、これはおもしろい!展開の緩急も絶妙。 敵を騙すならまず味方とはまさに古典的なやりくちだけれど、まんまと騙されているワトソン君に、まんまと読者は騙された…
はじめて、ホームズを読んだ。 素晴らしい。 訳文も素晴らしい。 ホームズファンになりそう。
ホームズのしてやったり感が心地よかった話でした。
ホームズがいろんな事を考えている事が面白かった
「人として駄目」の箇所は 大久保先生の 訳だと 確信した。 読み手に (ホームズ死んじゃだめだぞ )と思わせるのは 大した技術だと思う。 他人に化けるだけが 変装術じゃないことが わかりますぞ。
敵を騙すには、まず味方から。たった50ページ程の短編だけれども、刑事コロンボみたいなホームズが読める。コロンボみたいってのは、油断した相手にボロを出させるって意味。 でも、言葉の奇妙さで、コロンボのほうが登場は後なのだから、コロンボがホームズみたいというのが時系列的には正しいんだよね。単に僕が、後発ファンとして、コロンボもホームズも脳内で時空を超えて並列だから出てくる比較であり。 この時代に、なんと元祖細菌兵器を使う相手に、君が犯人と気づいているよと示唆したホームズ。すると、匿名の郵便物が送られてくる。ホームズにも毒牙が。唯一の証拠はその箱しかないというとき、自白を引き出すには? ホームズは名探偵かつ名役者でもあったという話。