「人格の養成」の感想
人格の養成
じんかくのようせい
初出:「をんな 五巻四号」大日本女学会、1905(明治38)年4月15日

新渡戸稲造

分量:約16
書き出し:久振《ひさしぶり》で東京へ帰ッて参りまして、安心して休むつもりであッたところが、突然お呼出しになりまして、定めし何《な》にか御馳走でもあるじゃろうと思ッて来たところが、二階の階段《はしごだん》で演説をという命令である。台湾から帰ッたばかりで、とても面白い話など出来る次第でもなし、けれども台湾に行ッたからというて、舌を落して来たという訳でもなし、日本語を忘れたという訳でもないからして、絶対的にお話出...
更新日: 2017/11/29
芦屋のまーちゃんさんの感想

英文学で人格を高めよ! 女学校卒業生へ向けた 新渡戸のスピーチ 世間の治り(3ぽう) ①鉄砲 ②説法 ③女房 良き女房(女全搬)になるには 学校の卒業証書だけで満足するな 常に読書をすること 実践あるのみ 味噌汁がつくれなくとも 政治問題を語るカがあればよい 人生はジャンケンの如し 負けもあるが勝ちもある 短所と長所が必ずある 励まされる内容の新渡戸のスピーチである