「死線を越えて」の感想
死線を越えて
しせんをこえて

02 太陽を射るもの

02 たいようをいるもの初出:「死線を越えて 中巻 太陽を射るもの」改造社、1921(大正10)年11月28日初版発行

賀川豊彦

分量:約544
書き出し:一検事審問室は静かであつた。その室は白壁を塗つた、無風流なものであつたが、栄一はそれをあまり気にもしなかつた。彼は一時間以上そこで待たされた。生憎、書物も何にも持たずに来たものだから、その間彼は冥想と祈りに費した。東向の窓は大きな硝子張のものであるが、日あたりの悪い故か、何となしに陰気であつた。窓の向うに赤煉瓦三階立の検事詰所が見える。何人かの検事や書記が繁く出入をして居る。そこには、人を罰するこ...
更新日: 2025/08/03
35e82a708ce6さんの感想

読み終わりました。 毎日活動中のほかは「感謝しなさい」「希望を抱きなさい」という神の声に従うようにしていて良かったです。 そして、活動中は「愛しなさい」という神の声に従うことにしていて良かったです。 この世におられるとき、ガンジーさん・シュバイツァーさんと並ぶ世界三大聖人と言われていた賀川さんの「太陽を射る」熱を知ることが出来て、感謝します。