「台川」の感想
台川
だいかわ

宮沢賢治

分量:約25
書き出し:〔もうでかけましょう。〕たしかに光がうごいてみんな立ちあがる。腰《こし》をおろしたみじかい草。かげろうか何かゆれている。かげろうじゃない。網膜《もうまく》が感《かん》じただけのその光だ。〔さあでかけましょう。行きたい人だけ。〕まだ来ないものは仕方《しかた》ない。さっきからもう二十分も待《ま》ったんだ。もっともこのみちばたの青いいろの寄宿舎《きしゅくしゃ》はゆっくりして爽《さわや》かでよかったが。こ...
更新日: 2024/04/15
19双之川喜41さんの感想

 野外観察に 生徒を 引き連れて 出かける。黒曜石で あることを 生徒に 示す。岩脈と 呼ぶらしい。賢治は 地学の 知識も 抜きん出て いたようで なんとなく 参加したい ような 気分に なってきた。羨ましい フイールドワーク。私は 学校でも 連れていって もらった ことはない。勿論 遠足なら あるけれど。そも 台川とは 何か。