泉鏡花
碌でもない人間が都に流れ込む。現代も少なからず居るだろうな…
百姓の 次男坊の 小助は 日焼けを 病的に 避けている くらいだから 家業に 精を 出すような ことはしない。いくらなんでも いたたまれないので 都に 上ろうと 企んでは いるけど 計画倒れに なりそうである。鏡花は 近頃 この手の 輩が 増えてきたと 嘆いて 見せる。元祖 何とかなる族か。
ニート男が引き起こした騒動の話。私も現在ニートなので、人のことは言えない。私が男だったら、これくらい人を迷惑させたろうか。