「祭のこと」の感想
祭のこと
まつりのこと

泉鏡花

分量:約10
書き出し:いまも中六番町《まへまち》の魚屋《さかなや》へ行《い》つて歸《かへ》つた、家内《かない》の話《はなし》だが、其家《そこ》の女房《かみさん》が負《おん》ぶをして居《ゐ》る、誕生《たんじやう》を濟《す》ましたばかりの嬰兒《あかんぼ》に「みいちやん、お祭《まつり》は、——お祭《まつり》は。」と聞《き》くと、小指《こゆび》の先《さき》ほどな、小《ちひ》さな鼻《はな》を撮《つま》んぢやあ、莞爾々々《にこ/\...
更新日: 2022/04/17
19双之川喜41さんの感想

 三社様のお神輿が  吉原を渡った時  長患いの 引き手の女房が  それを見て  病気が治ったと  大げさな 浮いた 表現をしており 鏡花 は  よほどの祭り好きだと思った。 くたびれた 寿司の 描写にも  笑ってしまった。