雙之川喜1941 鏡花は 梅干しを 作ろうとして やっとのことで 手に入れた 梅実を 天日干しに 架けるけど 名だたる 病的で 極端な 潔癖症である 鏡花は 小虫が 日にさらした 小梅に 群がってくるのに 心底 腹を 立てて 晒してある 梅を 白布で 覆って しまう。光を 目一杯 浴びて 梅干しと なるのだから 紫外線対策は しないほうが 良いかもしれないと 感じた。小虫をも 愛でる 気持ちが 少しでも あったら 鏡花の 作風は 違って いたのだろうか。
後半から読むに難しくなっていくけど、泉 鏡花が梅干しを好きなのは良くわかる