「疑ひの教育」の感想
疑ひの教育
うたがいのきょういく
初出:「教育研究」1912年(明治45年)7月

丘浅次郎

分量:約11
書き出し:一我国維新以後の教育の進歩は実に目覚ましいもので、其中でも初等教育は他の程度の教育に比して、遙に優つて居るとは教育雑誌上で度々承り及ぶ所であるが、之は誠に悦ばしい次第である。然るに我らから見ると、今日の初等教育には一つ極めて大切なことを全く忘れて居るのではないかと思はれる点がある故、此所に聊か、其の大要を述べて見やう。現今の小学校で授ける課目は何れも教師が教へ聞かすことを其まゝに児童が信ずる仕組に...
更新日: 2021/02/02
19双之川喜41さんの感想

 最近になって力説されていることを 早くから主張され 先見の明がある方のように 感じる。 ディベートの重要性についても 触れている。 何年生から 始めるのが 良いのかは 課題だと思った。

更新日: 2018/09/01
いちにいさんの感想

一度読んでみてください。面白いです。 間違えました、やっぱり平凡な主張なので、読んでも時間の無駄です! と言って、信じてはいけない。 しかし、初等教育では教科書と先生の教えが正しいと信じてしまう。そんな教育を批判する。デカルト的懐疑主義を初等教育に。 ただ、何でも疑えば良いと言うわけではない。いちたすいちはに、をどんなに疑ってみても全く意味がない。真理というものは信じるのみである。 人を殺したらいけない理由を貴方は子どもたちに説明できますか?

更新日: 2016/05/27
3abbd348611aさんの感想

教育と言うものわ、非常に難しいと思います。 なに事にも短所と長所、教師の教えを疑わずに信じさせようとしてしまうのは、成長していく段階の子供たちにとり、大変危険な事と感じられます。又、何事にも、只疑う事を教え様とするのも、良いものなのか.......? 世の中は、綺麗事では生きていかれません、 沢山の悪い人間がごまかそうとしたり、あしを引っ張ったり.......又子供たちは大人達より悪いのが大勢います。子供達を教育する教師たちにとって、非常に責人が重いと思います、 又この子供等が、 未来の日本を背負って行く時には、疑わずに信じさせるなら、独裁主義になってしまう事にもなりかねません。いかに教え子たちをせんのうさせずに教えられるかの問題、教師に同情いたします。頑張ってください!! 非常に興味のわく本。

更新日: 2015/12/05
57ec456b2d31さんの感想

いわゆる独裁者の中身、または作り