雙之川喜 1941 小さな 田舎の 漁港の 岸壁で 地元民の 子供達が 釣り遊びに 熱中して いる のを 通りがかりに 見かけた ことが あるけど 釣り上げると 小魚を 無造作に 辺りに 放り出す。魚は 口を 精いっぱいに 膨らませて 奮闘は するけど じきに 絶命する。魚は 見向きも されずに 屍が 累々と 防波提に 増えていく。無邪気な 惨殺は 通過儀礼 なのかと 感じた。
若くて美しくて生命の漲る女が引き立つ。 水のきらめきも魚の命もその引き立て役。
生き物としての人間が持つ、原始の無意識に身をゆだねる時、若者は輝きを放つ。道徳ではなく、そんな無垢を肯定したい心持ちが読み取れる。
少女(子ども)の純真さは時に残酷であるが、それでも美しいものである、と言いたいのでしょうか。 話としてはつまらなかったです(_ _;)
魚を釣っては地面に投げて殺してしまう、美しくも残酷な少女の話ww