平易な文体だけど、叙情的で、なにより主人公の健気さが心に迫る。
ふと子供の頃の自分を思い出させてくれるような情緒的なお話でした。
結局何を言いたかったのかまだわからない。
ふと新着の一番上にあった「草を分けて」という作品をよんで、小川未明さんの柔らかい文体に心惹かれ、作者検索をした一番上にあったこの作品をよんだ。 個人的には三島由紀夫さんなどの、いってしまえばザザッと抉りこむような文体が好みである私が、小川未明さんのふんわりした文体に惹かれたのにはハッキリ理由がある。 情景が思い浮かぶからだ。こども時代は、知識とかの色眼鏡が無いぶん、世界がふわふわして不思議に揺らめいて思えたではないだろうか。小川未明さんはそういった、今となっては意識下に埋まってしまった不思議な情景たちを、あっさりと浮かび上がらせてくれる文力がある気がする。 動物が当たり前のように話すのも好きだ。ディズニーかよ、とツッコむ違和感も隙も与えぬ内に、ふつうに喋る。ふと我にかえると、おい、鳥がしゃべってるぞ、となるのだが。しかし、こども時代の曖昧で不思議な一人会話を再現しているのかもなぁ...と考えると、そういったツッコみは無粋かもしれないな、とふんわり名人。
ゆめお、もたずに生きることわ、人間にとり非常に悲しい人生だと思います。でも、 夢を実現できれば......の、話。できない時は悲しいです。 この作品の終わりには燕によって、 赤い船の中で乗客の人達が楽しんでいる事を知りましたが。考えさせられました。運が良ければ外国にいけたでしょう。お金があれば 行って勉強もできたでしょう。現実は悲しいと、つゆこは、 いつかさとるでしょう。 でも、 夢が無ければ生きて行く事はもっともっと悲しく辛いでしょうね。あと、未来に賭けて..... 人生はドってん返しもあるかもしれません。今度は夢から希望!!!
小さいの夢をあきらめずに、努力し続ければ、きっと叶うと思う。でも全員は無理なんだ、夢をあきらめる人も必要なんだ。
一人一人は自分の夢を持って叶えるように必死に頑張って来た、だから、人生の価値は夢があってこそ果たすことができるんのだ
人は大きな感動(ささやかでもよいかも)を体験すると それに導かれて 様々な知識を得ていくのですね。そして さらに、精神がゆたかになって 人を思いやる気持ちを育むのだなと 思いました。
人は多くの出会いと別れを繰り返し、記憶を作っていく。赤い船は露子にとって大きく、何かしら特別な"誰か"ではないだろうか。そう考えると、つばめは記憶をたどるための、あるきっかけとなる。